預かり保育について

custody childcare

ABOUT

預かり保育について

働く保護者にも便利な制度

働く保護者にも便利な制度

幼稚園の預かり保育は、地域の実態や仕事をはじめ、様々な事情(兄姉の学校の保護者会参加のため、親のリフレッシュのため等様々な理由)がある保護者の方が利用しています。幼稚園によって多少差異はありますが、教育課程に係る教育時間(平日9~14時頃)の終了後や早朝・夕方以降、又は夏・冬休みなどの長期休み期間にも希望者を対象に子どもを預かる保育(教育活動)のことを意味します。各幼稚園によって預かる時間・期間・内容・金額等が、それぞれ異なりますので、預かり保育の利用をお考えの方は、幼稚園選びの時から、ポイントを抑えておくと良いかもしれません。

私立幼稚園の新たな取り組み「TOKYO子育て応援幼稚園」

多くの私立幼稚園が預かり保育を実施していますが、預かり保育の時間が短いなど、共働き家庭等の要望に十分対応できていませんでした。こうした家庭も幼稚園に通わせることができるよう、(1)年間を通じた長時間の預かり保育や(2)小規模保育施設と連携して卒園児受入に取り組む私立幼稚園を「TOKYO子育て応援幼稚園」と名付け、平成29年度から都が区市町村を通じて支援を行っています。

「TOKYO子育て応援幼稚園」の概要

「TOKYO子育て応援幼稚園」の概要

「TOKYO子育て応援幼稚園」とは、一年間を通じて長時間の預かり保育などを行う私立幼稚園のことです。※区市町村の一時預かり事業(幼稚園型)を実施しており、預かり保育を行う上で一定の要件を満たす私立幼稚園。
原則として、満3歳児以上の在園児で、教育時間と合わせて9時間以上の預かり保育を継続的に必要と認められる方が対象です(園で個別に利用条件等を定めている場合があります)。
利用申し込み等の詳細については、各園に直接お問い合わせください。

(1)年間を通じて長時間の預かり保育を行う私立幼稚園

  • 教育時間の前後に4時間(教育時間と合わせて9時間)以上預かり保育を実施
  • 原則、平日5日間、年間を通じて200日以上預かり保育を実施
  • 区市町村の一時預かり事業(幼稚園型)を実施

(2)0~2歳が対象の小規模保育施設と連携して以下の取組を行う私立幼稚園

(一部のTOKYO子育て応援幼稚園で実施)

  • 小規模保育施設を卒園した3歳以降の子どもを受け入れるための、優先利用枠を設定
  • 小規模保育施設からの相談に対する保育内容の助言
  • 小規模保育施設に通う子ども達のために園庭を開放
  • 小規模保育施設に通う子ども達との集団保育や交流保育
預かり保育の内容も充実

預かり保育の内容も充実

利用人数が通常の教育時間より少なくなるため、基本的に異年齢、他クラスの子どもとの混合クラスで、学年・クラスを超えた交友関係も広がりやすくなります。
預かり保育の内容は、各園によって違いがあります。幼稚園によっては、預かり保育の時間に、園内で実施されている英語やピアノ、体操等の課外教室を利用することができます。また、おやつを食べたり、アットホームな雰囲気で過ごす園もあります。

預かり保育は、普段通っている幼稚園で行われるので、子どもにとってはいつもと同じ環境で保育を受けられ、負担に感じることが少なく、安心して過ごすことができます。保護者にとっても、慣れた環境に子どもを預けるため、安心感があるようです。
4月の年少児は、精神的・体力的に無理をしないのが一番ということで、年少児は6月から又は2学期からでないと利用できないという園もあります。ただ、保育園卒や兄弟同時在園だと、融通がきく場合もありますので、各園にご相談ください。

連合会についての
お問い合わせはこちらから。